求人歴史街道

明治の西宮の歴史について語ります

明治の西宮は、魚の卸売場が活性化していました。
その当時西宮では華族や士族がフグを食べることを楽しみにしていました。

フグを食べるには、特別な調理方法が必要で、その当時からフグは
「特殊調理食材」
と呼ばれていました。
そのため、フグをさばけることは、一生をさばけるということで、
フグ屋の求人というのは倍率が高かったそうです。

なんせ、フグ屋で働けば、そのさばき方が学べるということもあり、
このフグ屋の求人に応募し合格すれば一生安定するとも言われていました。

いまでいうところの…東大合格というとこですね…

しかし、明治政府の富国強兵の基づきフグを食べる事が禁止になってしまったのです。

そうなるとフグが一生安泰という概念が崩れ西宮で働くフグ職人は
職を追われ路頭に迷いました。

包丁という刀から、日本刀に持ち替え、フグ職人の中には
日清戦争に赴いたという方もいた。

と、フグの調理に詳しい渡辺大樹先生は語ります。

西宮はその当時そういった軍人になる人が多くいたので明治政府の恩恵を多く受け、
その後そこを第二の首都にしようというぐらい明治政府のお墨付きになったのです。

そして、西宮はさらに栄えます。